教会向けのサウンド機器: 礼拝施設全体を喜びで満たす方法

教会向けのサウンド機器ができるのは、クリスマス礼拝でゴスペルを響かせることだけではありません。教会に集まった人たちに喜びをもたらし、深いつながりを感じさせることもできるのです。お気に入りの音楽をかけると、意欲が湧き立ち、活力がみなぎり、集中し、自らが癒やされます。ボーズは常に、気分と音楽のこうした関係を目の当たりにしてきました。科学的な裏付けもあります。音楽によって気分と感情がいかに高まるかを示す証拠が定期的に示されているのです。

こうした喜びの感情とそれを求める願望は、クリスマスや年末年始の時期に特に大切なものになります。この時期になると礼拝者は、コミュニティとより深くつながり、強い感謝の気持ちを持って自分がいかに恵まれているかを考えようとするからです。礼拝施設に適切なサウンド機器とサウンドデザインを組み込むことで、音楽の質を高め、空間にいるすべての礼拝者にその音を届けて、喜びを求める願望を実現できるようになります。

サウンドで歓喜を導く

神経科学者、オペラ歌手、そして書籍『How Music Makes You Better』(音楽があなたをいかにより良くするか)の著者であるインドレ・ヴィスコンタス氏は、PBSによるインタビューで、人間の自律神経系は音楽と同期する傾向があると話しています。その影響として、「音楽は心を落ち着かせることができます。実際に、手術の前に音楽を聴くと、必要な鎮静剤が減るという驚きの事実があります」と語ります。これは、音楽を聴いた結果、放出されるストレスホルモンが減少するためです。

この効果は数多くの研究で裏付けられ、音楽を聴くとエンドルフィンが放出されて楽天的な気分が生じる可能性があることがわかっています。また、音楽は気分と感情をつかさどる大脳辺縁系を刺激し、血圧と心拍を制御する自律神経系にも影響を与えます。

ホリデーシーズンのテーマを取り入れる

多くのクリスマスソングでは、中心的な役割を担うテーマも喜びを呼び起こす手助けをします。こうしたテーマには、家、ファミリー、お祝い、寛大さ、驚嘆、希望などがあります。ホリデーシーズンの歌を聴くと、子どもの頃の一番幸せな瞬間を思い出して、郷愁の念が呼び覚まされます。これが、ワシントンポストの記事で、「『ホワイト・クリスマス』を聴くと、6歳の頃におばあちゃんの家のキッチンでクッキーを焼いている自分と曲が脳内で結び付くため、知らず知らずのうちに頭が混乱してくる」と書かれている理由です。同じ記事で紹介されている、バークリー音楽大学の学者ジョー・ベネット博士の研究によると、「家」、「雪」、「愛」といった特定の言葉やジングルベルの音でも、その効果が高まります。

ベネット博士は、オーディオに高い期待を持っている現代の会衆に、音楽がもたらす体験を効果的に提供するには、音質の重要性が増していることも指摘しています。伝統的なクリスマスソングを集めたマイケル・ブーブレの最近のアルバムに注目した博士は、このアルバムを聴けば、「現代のアーティストによる最新の録音で人々が期待する音質のすべてが満たされるうえに、曲や詩に求めているノスタルジックな感情も湧いてくる」と話しています。これは礼拝施設にとって有意義な情報です。

手を差し出して祈りを捧げ、教会で歌う若い女性。

ホリデーシーズンは特に喜びの体験が大切になります。そして、教会向けサウンド機器の重要性も同じように高まります。

精神的体験を高める

音楽は、聴き手同士のつながりを精神的な部分まで深めて、礼拝施設が育むコミュニティ意識を強めることもできます。スタンフォード大学の研究機関「CCRMA」(Center for Computer Research on Music and Acoustics)は、この領域を主導する研究をすすめ、サウンドと音楽が脳の状態変化を助け、気分を変えて、聴き手を精神的で神秘的な体験へとより深く導くことに着目しています。

フロリダ州メリット島のファーストバプテスト教会は、このつながりを認め、サウンドを通して教会に集まる会衆と関わりを深めることを求めていました。この教会は、ArenaMatchスピーカーを中心にシステムを構築することにしました。「このスピーカーの卓越した品質によって、教区民たちは本当の意味で礼拝に参加できるようになりました」と牧師は語ります。演奏されている音楽を全員がはっきりと聴くことができると、礼拝に参加することで体験できる感情や精神的なメリットを余すところなく享受できます。

ジョージア州ニューナンにあるサウスクレスト教会も、礼拝の音楽と講話のプログラム両方に、滑らかなプロ品質のサウンドがいかに不可欠であるか気付いていました。この教会は、公称カバレージと交換可能なウェーブガイドを求めて、ShowMatch DeltaQシリーズのスピーカーを中心に構築されたシステムを選択しました。さらにShowMatch SMS118サブウーファーを追加し、低域を深めてサウンドのバランスを整えています。

「私はプレゼンテーションの力を信じています。集まった会衆に対して私たちができる最も重要なこととは、神の存在を体験してもらうことです」と話すのはコネクト教会の牧師です。この教会には、ボーズのAMM Multipurposeスピーカーが設置されています。「神の御言葉をはっきりと聞こえるように伝えることで、その理解も明確になると信じています。そうすれば、神とは誰なのかを誰もが理解することができるのです」

楽しい雰囲気を盛り上げる

クリスマスから年末年始にかけて、教会のコミュニティでは音楽を通して喜びが人々に伝わっていきます。教会向けの適切なサウンド機器に投資し、ホリデーシーズンに向けて教会のオーディオ設備を準備することで、強固な技術基盤によって、実際に喜びを満たすことのできるサウンドをサポートできるようになります。オーディオをアップグレードすれば、その結果、喜びの感情が今までにないほど高まり、その気分が長く保たれ、冬の間ずっと礼拝者を温かく包み込みます。