従来型の会議スペースは、コラボレーションと柔軟性を両立したスペースに取って代わられました。この専用の環境では、最近飛躍しているオーディオとビデオのテクノロジーを活用しており、有線およびワイヤレス接続とスクリーンがノートPCとビデオ会議機器に容易に接続でき、オンサイトとリモートの両方の参加者がシームレスにつながることができます。
しかし、リモートやハイブリッドワークへの移行が、会議スペースの構成要素に進化をもたらし、「Bring Your Own Meeting」(BYOM)の広まりが新たなトレンドとなっています。今やよく知られるようになった「Bring Your Own Device」(BYOD)を拡張させたBYOMでは、その部屋にあらかじめ設定されている室内のテクノロジーに依存するのではなく、従業員が各自のデバイスを会議室内に設置されたハードウェアと接続します。
BYOMが導入された部屋には、スクリーン、マイク、カメラなど、必要な周辺機器が用意されているため、従業員は各自のデバイスをワイヤレスですばやく接続し、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなど、任意のプラットフォームを使用して会議を始めることができます。
リモートワーク、ホットデスキング、ユニファイドコミュニケーション(UC)プラットフォームの導入への対応にあたり、モバイルテクノロジーやオフィス環境が進化する中、会議スペースのテクノロジーもアップデートしていく必要があります。また、よりカジュアルな会議スペースやBYOMをサポートするIT担当者には、考慮すべきいくつかの課題があります。幸運にも、テクノロジーは発展し続けており、従業員のさまざまな場所でのミーティングを容易にする、数多くのソリューションが登場しています。
BYOMは、任意のツールを使用してさまざまな場所で環境を構築できる柔軟性を従業員にもたらします。これにより、オフィス内を自由に動き回ったり、利用可能なスペースをより効率的に使用できるようになります。その一方で、大型の会議室、小型の会議室、多目的スペースなど、どんな場所でも参加者全員がお互いを明瞭に聞き取れ、視覚的な補足コンテンツを見えるようにするには、会議テクノロジーを利用する必要があります。
従来の会議室とは違い、ハドルルームやより気軽な形式のミーティングエリアでは、オールインワンUSB会議ソリューションが最適です。こうしたソリューションは、ディスプレイやノートPCと簡単に組み合わせることができ、従業員がハイブリッドコラボレーションをすばやく容易に行うことができます。
特に従来とは違うスペースでは、音響が常に重要な要素となります。つまり、往来や、通常のオフィス業務などが原因で、そのエリアに漏れてくる周囲のノイズなどです。オールインワンUSB会議デバイスのBose Videobar VB-SやBose Videobar VB1は、ビームステアリングマイクを4つまたは6つ使用し、音声を自動で検出することにより、より自然な会話を実現します。また、Bose Work Configurationソフトウェアを使用すると、IT担当者などが除外ゾーンを設定して、周囲から不要なノイズを拾ってしまうのを防ぐことができます。これは、マイクのビームが参加者の集まっている場所を検出して直接収音し、この範囲の外の人やサウンドを除外するためです。
変則的な会議スペースからリモートで会議に参加している人も、Bose Noise Cancelling Headphones 700 UCを使用することで、アクティブノイズコントロールにより周囲の環境音を低減できます。ボーズのテクノロジーにより、すべてのサウンドがクリアに聞こえるだけでなく、周囲の音を除外して、通話相手の同僚にも明確に意見を伝えることができます。
参加者がさまざまな会議スペースから参加している場合にも、多数の機能を搭載したビデオ機能がコラボレーションの成功に重要な役割を果たします。Bose Videobarのいずれのデバイスも、広い視野角を提供する4K対応ウルトラHDカメラを搭載し、クリアな映像で会議の参加者のコミュニケーションを支援します。グループモードを使用すると、部屋にいる参加者全員を自動で視野角に収めることができ、リモートの参加者でも、ホワイトボード、フリップチャートなど、室内の状況をクリアに見て会話の内容を理解することができます。また、VB-Sで利用可能なインディビジュアルモードは、プレゼンターが1人の場合に最適で、発言中の自然な動きに合わせてプレゼンターを自動で追跡し、フレームに収めます。
Bose VB-S/VB1オールインワンUSB会議デバイスは、薄型デザインにスピーカー、マイク、カメラを密接に配置し、コンパクトなサイズと洗練されたデザインで、さまざまな場所への設置が簡単で、幅広い種類の会議をサポートできます。特にBose VB-Sでは、Wi-Fiへの接続やBluetoothを介した他の機器との接続に加え、UCプラットフォームやWeb会議ツールとの統合が容易に行えます。さらに、Bose Work Managementを使用すると、ボーズのVideobarデバイスを単一のインターフェースから管理および更新できるため、ITスタッフの時間を節約し、他のIT関連業務への専念が可能になります。