リモート管理ソフトウェアでビデオ会議を強化・向上させる

今日のIT担当者なら、必ず何らかのリモート管理ソフトウェアを使ったことがあるはずです。複数の会議スペースやリモートワークが日常となったこの時代に、ビデオ会議などのシームレスなコラボレーションを実現するうえで、会議用ソフトウェアは不可欠になっています。

リモートワークの普及によって急速にエンドポイントが拡散しています。様々なビデオ会議デバイスが利用されるようになり、会議とユニファイドコミュニケーションを簡素化するリモート管理ソフトウェアを求める声が高まっています。

Bose ProfessionalのBose Work ConfigurationBose Work Managementは、企業レベルの管理ソフトウェアです。IT担当者はこのソフトウェアを利用することで、ネットワークのあらゆる場所にいるビデオ会議の参加者を簡単にサポートできます。特にBose VB-SとBose VB1の各ビデオバーを導入している場合はサポートが容易になります。ここでは、その方法をご紹介します。

IT担当者と従業員に役立つ管理ソフトウェア

今日の管理ソフトウェアでは、従業員が利用している様々な機器をサポートする必要があります。このようなソフトウェアを利用すれば、オフィス、自宅、カフェから接続してコラボレーションすることが簡単になるだけでなく、場所やデバイスに関係なく、会議の利用環境に同等の質を確保することができます。

Bose Work ConfigurationとBose Work Managementを使用すれば、ネットワーク上のサービスや機器の設定および管理を一元化できます。どの従業員に問題が発生しても、IT担当者が問題をどこからでも簡単に、特定、診断、修正できます。すべての従業員が、ビデオと音声のパフォーマンスを損なうことなく、会議用デバイスを使用してより一体感を得られるようになります。

Bose Work Configurationにはアプリ版とWebブラウザ版があります。アプリ版はデスクトップで動作し、ローカルでUSB-C接続します。ネットワーク設定に初めて使用する方にお勧めのバージョンです。Bose Work ConfigurationのWeb UIは、ネットワーク接続を経由してつなぎます。ビデオバーのネットワーク機能を設定すれば、リモートでアクセスできます。このバージョンには、ユーザーコントロールのホームページは用意されていませんが、管理者用の設定は両バージョンにあります。

リモートビデオ会議に参加している人。

Bose Videobar VB-SオールインワンUSB会議デバイスは、堅牢なリモート管理ソフトウェアを活用して、あらゆる機器でクリアなサウンドと画像の再生を実現します。

Bose Work Managementソフトウェアを利用すれば、デバイス名、ネットワーク、IPアドレス、ファームウェアといった機器の特性を包括的に表示し、ネットワークに接続しているビデオバーすべてをリモートで管理できます。すべての機器を検出して同時に表示するため、あるユニットのパラメータープロファイルを保存し、その情報を多数のユニットに短時間でアップロードしたり、複数の機器でファームウェアを一括更新したりといった場合に特に便利です。結果、新しいデバイスが追加されてもIT担当者の時間を節約できます。ネットワークを再スキャンして機器一覧を更新し、該当するプロファイルを適用することが簡単にできます。

その他のBose Work Managementの主な機能には、パスワードのグローバル管理とネットワークインターフェースの管理があります。後者の機能では、自分のコンピューター上で確認できるネットワークインターフェースすべてを表示し、Bose VB1およびBose VB-Sと通信するインターフェースを選択できます。各インターフェースには、そこに割り当てられたIPアドレスも表示されるため、自分のコンピューターのIPアドレスが、ボーズのデバイスと同じIPスキーム内にあるかどうかを簡単に確認できます。

今日では、チームメンバーが同じビル内にいることも、離れた場所にいることもあります。Bose Work ConfigurationとBose Work Managementは、Bose Videobarデバイスに対応する無料アプリケーションです。実用的なシンプルさと明瞭さで、すべての会議とすべての参加者に、場所に依存せず、見やすく聞き取りやすいリモート会議環境を提供します。

リモート管理ソフトウェアでビデオ会議をシンプルに

適切な管理ソフトウェアを利用すれば、デバイスのトラブルシューティングと管理を1か所でコントロールできます。これにより、会議室から離れた場所にいる従業員の環境が改善され、会議の生産性が向上します。また、IT担当者の多くはオンサイトの人員不足に悩まされていますが、そうした担当者に割り当てられるサービスチケットリクエストと電話の数を減らすこともできます。

Bose VB1に適用される最新ソフトウェアのアップグレードにより、リモート管理ソフトウェアを使用して、ビデオバーのプラットフォームで認証の導入と管理ができるようになりました。また、ネットワークセキュリティが強化されたため、機器のネットワークセキュリティ基準を満たすことができます。

新しいデバイス機能を備えたボーズのリモートワークソフトウェア

Bose VB-SとBose VB1のオールインワンUSB会議デバイスは、Bose Work ConfigurationソフトウェアとBose Work Managementソフトウェアを使用して簡単に設置できます。

ビームステアリングマイクにより、声を自動で検出して収音し、より自然な会話を実現します。Bose Work Configurationを使用すれば、ビデオバーに除外ゾーンを設定して、ハドルルームや従来とは異なる会議エリアの不要なノイズを取り除くことができます。さらに、参加者が動き回るスペースか、会議ブースのように人が静止しているスペースかに応じて、マイクビームの動的や静的設定を変更できます。

Bose VB-Sではオートフレーミングモードを設定できるため、出席者が部屋を出入りする場合はグループモードに調整が可能です。インディビジュアルモードでは1人のプレゼンターにフォーカスできます。このシンプルなソフトウェアを使用すれば、従業員が自分のノートPCで機能を管理することもできます。
グループモードは、どちらのビデオバーにも搭載されており、室内の参加者全員を自動で視野角に収めることができます。リモート側からも、相手の表情や、ホワイトボード、フリップチャートなど室内にあるものをクリアに見て理解することができます。Bose VB-Sにはインディビジュアルモードも用意され、1人のプレゼンターにズームインしてフォーカスできます。

ソフトウェアでシームレスなビデオ会議とつながりを実現

優れたハードウェアには優れたソフトウェアが不可欠です。従業員には使いやすさを、IT担当者には洗練された管理機能を提供するソフトウェアにより、Bose Videobarデバイスをシームレスに接続できるようになります。会議スペースにデバイスを1台設置する場合でも、世界中の会議室に何千台ものデバイスを設置する場合でも、Bose Work ConfigurationとBose Work Managementを使用すれば、Bose VB1とBose VB-Sの各デバイスをどこからでも、設定、導入、管理できるようになります。