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AEC – コントロールパネル

アコースティックエコーキャンセレーション(AEC)オブジェクトのコントロールパネルでは、AECオブジェクトの制御およびモニタリングを行うことができます。

「Input」(入力)メーター – AEC入力メーターには、マイクから受信した信号のレベルが表示されます。

エコーリターンロス(ERL) – 「ERL」メーターには、スピーカー音声がマイクに到達するまでに、部屋で減衰する見込み量が表示されます。このメーターが正の値の場合は、スピーカーの音量が大きすぎるか、マイクゲインが高すぎるか、あるいはマイクがスピーカーに対して近すぎることを示します。

エコーリターンロスエンハンスメント(ERLE) – 「ERLE」メーターには、マイク信号のスピーカー音声に対してAECアルゴリズムが適用している減衰量が表示されます。これはAECアルゴリズムがどの程度処理しているかを示します。

ノンリニアプロセッシング(NLP) – 「NLP」コントロールには、「Light」(弱)、「Medium」(中)、または「Strong」(強)のオプションがあります。

ノイズリダクション(NR) – マイク信号から32 dBまでのファン音や空調システムなどの定常ノイズをキャンセルします。各マイクは定常ノイズ源に対して異なる場所や方向に配置されるため、各マイクのノイズリダクション設定は個別に設定する必要があります。

AEC – 各チャンネルのAECは、「AEC」ボタンを使用して無効にすることができます。

Mute(ミュート) – 各チャンネルの「Mute」(ミュート)ボタンを使用すると、そのチャンネルの音声出力をミュートできます。

「Reference」(リファレンス)メーター – AECリファレンス信号のレベルが表示されます。

Comfort Noise(コンフォートノイズ) – マイク信号に付加することができるフィルター処理された低レベルのノイズを提供。話し手側が話をしていないときに、聞き手側にとって完全な無音状態になることを避けることができます。コンフォートノイズがないと、話し手側がまだ音声会議に接続しているのかどうかについて、聞き手側の参加者が判断することが難しくなります。