接続 – Scan(スキャン)とGo Online(オンラインにする)

ControlSpace®デバイスに接続するには、Scan(スキャン)とGo Online(オンラインにする)という、関連はあるものの、異なる2つの機能を使用します。

Scan(スキャン) – アイコンをクリックするか、「Tools」(ツール)メニューで「Scan」(スキャン)を選ぶと、ソフトウェアがネットワークをスキャンして、コンピューターと同じサブネット上のControlSpace/PowerMatch®デバイスを検索します。

ControlSpace Designerによって新しいファイルが作成されます。次に、この新しいファイルにそれぞれの物理デバイスの仮想デバイスが拡張カードやオーディオカードなどのすべてのハードウェアオプションとともに格納されて、正しく構成されます。スキャン機能では、ControlSpace Designerでこれらのデバイスのプログラミングは行いません。作成されたファイルは白紙状態で、正しいハードウェアオプションが含まれますが、ソフトウェアプログラミングは含まれません。以前にプログラミングされていない新しいデバイスや、完全にプログラミングし直すデバイスの場合に簡単で分かりやすい方法で、ファイルのすべての仮想デバイスをネットワークのすべての物理デバイスと正しく関連づけることができます。

Go Online(オンラインにする) – 維持しなければならないプログラムを備える既存のデバイスについては、「Scan」(スキャン)コマンドよりも「Go Online」(オンラインにする)コマンドが適しています。「Go Online」(オンラインにする)コマンドを使用して「Get from Devices」(デバイスから取得)オプションを選択すると、デバイス上のデザイン設定がコンピューターにダウンロードされ、デバイスに接続されます。デバイスに接続すると、ControlSpace Designerの背景色が白から青に変わり、Go Online(オンラインにする)アイコンが赤から緑に変わります。

こうした変化は、ControlSpace Designerが接続状態であり、物理デバイスがリアルタイムで調整されることを視覚的に示します。

接続中は、プロセッシングオブジェクトの設定を変更することができますが、オブジェクトの追加や削除、ワイヤリングの変更はできません。プロセッシングレイアウトを変更するには、もう一度「Go Online」(オンラインにする)をクリックしてデバイスから切断します。ControlSpace Designerの背景が白に戻り、Go Online(オンラインにする)アイコンが赤に変わって通常の編集機能が使えるようになります。

接続されたデバイスにプログラミングファイルをアップロードするには、「Settings Transfer」(設定の転送)ダイアログで「Send to Devices」(デバイスに送る)オプションを選択します。これにより、デバイス内の既存のプログラミングファイルはすべて上書きされます。