ルームコンバイングループ(RCグループ)を使用して、一緒に機能させる複数のコンファレンスルームルーター(CRR)を特定します。各RCグループには最大6つのCRRを追加できます。このCRRは同じデバイスにも別のデバイスにも指定することができます。CRRをRCグループに追加するには、CRRをクリックして「Device View」(デバイスビュー)から「RCGroups」(RCグループ)ウィンドウへとドラッグし、適切なRCグループにドロップします。1つのCRRを複数のRCグループに追加することはできません。
CRRがRCグループに追加されると、それぞれのCRRは、ルームコンバインで使用される信号の追加入出力だけでなく、ローカルのオートマチックマイクミキサーからのチェーン信号の入出力を受信します。
さらにRCグループでは、信号のルーティングに加え、グループに属する部屋の音声コントロールの同期も管理します。部屋が結合されると、結合された部屋のマスターコントロールが同期され、部屋が結合されている間、同期された状態が保たれます。具体的には、「Non-Mic Mix」(非マイクミックス)レベル/ミュート、「Mic Mix」(マイクミックス)レベル/ミュート、「Master Volume」(マスターボリューム)レベル/ミュートなどの同期が保たれます。
部屋を結合したりコントロールを同期したりしても、CRRによって音量が上がることはなく、ミュートボタンは解除されません。2つの部屋が結合されると、音量コントロールが最も低いコントロールの音量に同期され、結合された部屋のいずれかが結合される前にミュートされていた場合、ミュートボタンによってミュートされます。