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ルームコンバイン – Danteルートおよびオーディオルートの自動ルーティング

複数のコンファレンスルームルーター(CRR)が1つのルームコンバイングループ(RCG)に追加されると、これらの部屋を統合するのに必要となる音声信号がCRR間で自動的にルーティングされます。各CRRがどのDSPに含まれるかにより、自動ルーティングはオーディオルート、Dante®ルート、または2つを合わせて使用することにより実行されます。

オーディオルート
同一のDSPデバイス内の複数のCRRがRCグループに追加されると、これらのCRR間の音声の自動ルーティングはオーディオルートにより実行されます。オーディオルートは、見えない配線として考えることができます。オーディオルート入力に入力されるすべての音声信号は、そのオーディオルート入力に関連付けられているすべてのオーディオルート出力で利用可能であり、各オーディオルート入力オブジェクトには、複数のオーディオルート出力オブジェクトを関連付けることができます。
 

オーディオルート出力オブジェクトは、常にその関連付けられたオーディオルート入力オブジェクトと同じ名前になります。オーディオルートの名前を変更すると、そのオーディオルート入力および関連付けられたすべてのオーディオルート出力の名前が変更されます。RCグループにオーディオルートが作成されると、各オーディオルートは「From Rm#」と名前が付けられます。ここで、「#」はそのRCグループにおける部屋の番号に置き換えられます。これにより、信号の配置のための識別および確認が容易になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

Danteルート
オーディオルートは、単一のデバイスへの音声のルーティングに制限されていますが、プロジェクトでは、異なるDSPデバイスに配置されているCRRが含まれることがあります。RCグループでデバイス間での音声のルーティングが必要な場合、Danteルートが自動的に使用されます。RCグループにより、必要に応じてDante入力および出力オブジェクトが配置され、適切なDanteサブスクリプションが作成されます。これにより、各CRRに正しい音声が配信されます。
 

合わせて使用
プロジェクトに複数のCRRが含まれており、このうちの一部のCRRが同じデバイス内にあり、残りのCRRが別のデバイス内にある場合、RCグループにより、同じシャーシ内の信号にはオーディオルートが、シャーシ間にわたる信号にはDanteルートが、それぞれ自動的に使用されます。