概要
Buskercaseは、小規模な演奏でパフォーマーが必要とする音響サポートを提供し、ステージとしての優れた性能を証明しました。ただ、大規模なフェスティバルや大勢の観客を前にしたパフォーマンスを経験していくうちに、より大きい音量レベルが必要であることが次第に明らかになってきました。
ベネデッティ氏とヴォナ氏が、このイベントの公式テクニカルスポンサー、Bose Professionalと初めて会ったのも、このフェスティバルでのことでした。2人は、ボーズのポータブルシステムの性能や、特にバッテリー駆動のS1 Proシステムについて調べました。そして、より大規模なステージに対応できるよう進化するのに必要なのはまさにこの種類の高度なテクノロジーであると気づいたのです。
ベネデッティ氏は次のように述べています。「ボーズと共に、Buskercaseは屋外パフォーマンスの概念に革命を起こそうとしています。Buskercaseにより、あらゆる場所、あらゆる状況で演奏ができるようになります。2台のBose S1 Proスピーカーにより、Buskercaseの構造による音響的メリットが最大限に発揮されるのです」「Buskercaseの構造とその可能性は、ミュージシャンから支持を集めています。さらにボーズのシステムのおかげで、サウンドもさらに高く評価されるようになりました」
2020年夏、ベネデッティ氏とヴォナ氏は、エレクトロ音楽のパフォーマーにもこのステージを使用する機会を提供することで、Buskercaseの進化に再び取り組みました。そのためには、よりパワフルで消費電力が少なく、ポータブルかつすばやくセットアップができて、200人規模のライブに対応できるクリアでパワフルな低音を提供できるシステムが必要となりました。
この新たな目標を念頭に、ボーズは、Bose L1 Pro8ポータブルラインアレイシステムと2台のS1 Proシステムの構成で、さらにバッテリー未搭載のシステムのために電源を供給できるようソーラーパネル駆動の発電機を組み込むことを提案しました。
ヴォナ氏は次のように述べています。「Buskercaseの構造により、音の方向をオーディエンスに向けて集中させることができるうえに、太陽光発電機できわめてエコフレンドリーな方法で電力を確保できます。後はすべてBose L1 Proシステムに任せておけばよいのです」
2021年9月、イタリアのウンブリアで開催された、シッビリーニ国立公園の文化と自然遺産の推進を支援する非営利プロジェクト、Magic Mountains Festivalで、Buskercaseがメインステージのプロバイダーに選出されました。このまたとない機会において、Buskercaseは、Bose L1 Pro8とS1 Proの新たなフルセットの運用を成功させました。
「一度も電源に繋ぐことなく、標高1570mの会場で5時間にわたって演奏できました」と、ベネデッティ氏は嬉しそうに述べます。「L1 Pro8は、本当にポータブルでパワフルなPAシステムで、セットアップや運搬も容易です。わずか30分で、ケースを設置し、L1 Proシステムを接続して、演奏を始めることができました」
パートナー: Buskercase