導入事例 – 教育施設 | 立命館大学

概要

プロジェクトについて

立命館大学は、京都を中心に4箇所にキャンパスを構え16学部、21研究科、35,000人の学生を擁する日本屈指のグローバル総合大学です。日本のみならず世界中から集まる学生達がそのキャンパスで多様な価値観や文化を肌で感じることができるよう、キャンパスデザインにおいても出会いと交流が活発に起こるよう考えられています。もっとも新しい大阪いばらきキャンパスでは、外周に塀を設置せず誰もが敷地の中に入ることができ、併設された公園やカフェ、コンビニエンスストアには学生だけでなく、地域の住民が憩い、交流しています。また校舎内においても、いつでもグループでの会話や議論ができるよう畳敷の小上がりがある共用部や廊下との境をなくして開放できる教室など、先進的なデザインが施されています。Bose Videobar VB1は、そんな立命館大学の多様性を支えるハイブリッド授業用の機材として20人から30人の中規模教室での使用を想定して導入されました。導入に至った経緯を立命館大学 情報システム部 情報基盤課の倉科健吾氏に聞きました。

「コロナウィルスまん延に伴い2020年4月に発令された緊急事態宣言により、春学期は一方通行のオンライン授業がメインになってしまいました。しかし、学生や先生から双方向のコミュニケーションを求める声が多く、早々に620に及ぶ全教室に配信設備を導入しました。遠隔地に居ながらにして双方向の授業を受けられる体制を整えたのです。」中でもディスカッションが盛んな小中規模教室においては、さまざまな授業形態に対応する必要がありました。

立命館大学の大阪いばらきキャンパス
立命館大学の共用エリア

そこで、カメラとマイク、スピーカーがオールインワンのUSB会議デバイスを採用、三脚スタンドに搭載し任意の位置、高さに設置できるなど自由に動かせるようにしました。

秋学期より対面と配信を同時に行うハイブリッドな授業を進めていくと、中規模教室においてはメーカーが想定している対応スペースよりも広い空間となり、より遠くまで集音できるマイク性能、また教室全体をより広角に捉えられるカメラ、そして教室全体にクリアな音声を届けられる高いスピーカー性能が必要だと感じました。

Bose Professionalのソリューション

Bose Videobar VB1

そのニーズに応えたのが、ちょうどその頃発売となったBose VB1でした。倉科氏はその魅力を次のように語っています。

「VB1を中規模教室向けに導入したところ、リモートで参加する学生側にしっかり音が伝わった実感がありました。ソーシャルディスタンスの確保のために教室内に散り散りに着席せざるを得ない状況なので、VB1の高いマイクピックアップ性能が活きたのです。しかも感染症対策によって大きくなった換気ファンノイズを集音除外ゾーンの設定によって軽減できるマスキング機能がとても効果的でした。すごく気に入った部分です。相手の発言もBoseらしいはっきりとした音で聞きとりやすいと評判です。」教室内を動き回って授業をする教員にとっては、マスクをしていても人物を自動認識して画角や寄りを調整するオートフレーミング機能をリモコンのボタン一つで起動できるのも好評だったといいます。加えて教室にカメラと集音マイクがあることの副次的なメリットもありました。

「各教室にカメラと集音マイクがあれば、配信授業だけでなく備忘録や議事録としてディスカッションを録画してPCにアーカイブすることも簡単にできます。そういう意味では、固定カメラや収録設備をいれるよりもはるかにコストパフォーマンスが高いですよね。」

また、システムを設定・管理する倉科氏にとっては、コンフィギュレーションソフトウェアの柔軟さも大きな魅力でした。「マイクがどこを集音しているのか視覚的に分かる安心感や集音除外ゾーンを簡単に設定できる操作性など、シンプルでありながらユーザーが環境に合わせて直感的にカスタマイズできることがVB1の大きな魅力ですね。」VB1は中規模教室における配信用機材として確かな改善を立命館大学にもたらしたのです。

立命館大学の教室
立命館大学

コロナによるパンデミックにより、立命館大学は急激な変革を余儀なくされました。しかし一方で新しい授業形態への大きな壁を乗り越える事を決断させるきっかけになったとも言えます。「コロナ禍がなければ10年先にできるようになったらいいと考えていたことを一気にやることになりました。でもそれによる環境と意識の変化によってたくさんの可能性にも気づきました。コロナが収束したあとも配信設備は標準装備として使っていきます。」と倉科氏。Bose Videobar VB1に代表されるオールインワンUSB会議デバイスがもたらすスムーズで活発な遠隔コミュニケーションは、対面で行う授業に遠隔地からも学生が参加するハイブリッドな授業形態を高い次元で実現します。

それにより、さらにワイドレンジで多様なコミュニケーションが可能となり、立命館大学をより活発でシナジーの生まれる場へと進化させます。

「感染症対策によって大きくなった換気ファンノイズを集音除外ゾーンの設定によって軽減できるマスキング機能がとても効果的でした。相手の発言もBoseらしいはっきりとした音で聞きとりやすいと評判です。」

— 倉科健吾氏
立命館大学

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