Spencer Theater for the Performing Artsの音響環境を整えるBose Professional RoomMatch®システム

アルバカーキとエルパソの中間、ニューメキシコ州のアルトにあるSpencer Theater for the Performing Artsは南西部で輝くスポットです。1997年10月に開設され、演劇、音楽やダンスの世界クラスのパフォーマンスが一年中開催されています。2,200万ドルをかけた豪華で優雅な設備が魅力的な、座席数わずか514席の舞台と観客の距離が近い劇場です。フロアの客席とサイドにギャラリーを配した建築と音響デザインは、欧州最高のコンサートホールを思わせる作りですが、さまざまなタイプとジャンルの音楽に対応した環境の構築は、20年以上にわたる劇場の歴史の中でも困難な課題でした。その問題を解決したのが、Bose Professional RoomMatch® loudspeaker systemです。

ボーズエンジニアとの協力のもと、新しいシステムの設計と設置を行ったのは、AVシステムインテグレーターのMoyers Group社です。システム(ステレオ構成)はサイドに吊り下げた4台のRoomMatchエンクロージャーから成り、Bose® PowerMatch® PM8500Nネットワーク対応アンプで駆動。バルコニー場外へのスムーズな放射を助けるため、Bose RMSHAD Gain Shading Kitも使用して、座席エリア全体で均一なカバレージが得られるようにしました。Moyers Group社のデザイン&セールスアソシエイト、カレブ・ハウ氏は次のように説明します。「他にもいくつかのシステムでビームステアリング方式を試しましたが、うまくいきませんでした。RoomMatchのフルレンジサウンドは、座席エリア全体をカバーすることができました。RoomMatchこそ、求められていたソリューションです」

解決されない音響の問題に加え、ホールの既存のサウンドシステムでは、現代のバリエーションに富むパフォーマンスの要求に応えることができませんでした。「カントリーからブロードウェイミュージック、ありとあらゆるジャンルが対象です」と話すのは、Spencer Theaterのテクニカルディレクター、ボブ・ファープ氏です。「クラシックやブロードウェイ、レッド・ツェッペリン、ニューエイジバンドまで、カバレージと周波数特性のすべての要件を満たす万能性は、現在のマーケットのブランドに見つけることが困難ですが、ボーズは真のソリューションとなりました」

ファープ氏は、多くの有名ブランドからコンピューターモデリングに基づく製品ソリューションの提案を受けたものの、劇場のニーズはそれを超えるものであったと語っています。「多くのコンピューターモデルは観客の視点から音響を考えていないと思います。私はこだわる方なので、それぞれの場所に音がどう届くのかを知りたいと考えます。他社はプリントアウトしたモデルだけでしたが、Moyersとボーズのエンジニアは現地で3回、物理特性を測定して説得力のあるモデルを構築してくれました。それがシステム設計のあり方であると思います。Moyers Group社とボーズは連携してそれを実行してくれました。彼らは実際にホールを訪れ、あらゆる物理特性を考慮して、幅広いニーズに応える最適なセットアップを決定しました。結果として、Bose RoomMatchシステムはSpencer Theaterにぴったりでした」

ハウ氏もまったく同じ意見です。「ボーズのエンジニアは時間をかけて最適なRoomMatchエンクロージャーを選び、このスペースの要件に合わせて設定をしてくれました」

優れたテクノロジーと音質にこだわるエンジニアによる最強の連携を見た思いのファープ氏は、「これこそがボーズが提供するもの、つまりRoomMatchスピーカーと私たちのニーズに確実に応えるという意欲です」と言います。「優れたシステムに人の力を加えることで、ホールの最高のパフォーマンスを引き出すことを実現してくれました」