広範囲に及ぶこの改修において、オレンジ統一学区設備部門のシニアエグゼクティブディレクター、スコット・ハービー氏は、試合のアナウンスから観客の熱気を高める音楽に至るまで、最高の音質を毎日一貫して提供できるオーディオシステムが不可欠だと考えていました。当初の計画では、競技エリアに音声PAシステムを導入する予定でした。しかしハービー氏は、地域コミュニティでのスタジアムの存在価値をより高めたいと考え、サウンドシステムを再検討することにしました。

サウンドシステムこそが今回の改修の鍵となることを確信していた同氏は、専門知識と製品知識が豊富なシステムインテグレーターと協力する必要があると考えました。

「アリーナのAVテクノロジーの導入は、地域の学生にもすばらしい機会をもたらすことになりました」とSunset Audio/Video社のインテグレーションスペシャリスト、スタン・キョーダー氏は述べています。「学生にシステムの運用方法を教えることで、学校の人的リソースが増えるだけでなく、学生に新たな学びの機会を与えることもできます。ここで得た体験が、将来のキャリアにつながることもあるでしょう」

「ボーズのサウンドシステムにより、学生に最高の音を学ぶ機会を提供することができます」と、Bose Professional営業担当のダグ・グリーンは付け加えます。「そして、こうした学びの先にある可能性を、他の学区にも実例として示していくことができます。プロジェクト完了後も、Sunset AV社が提供し続けてくれる充実したトレーニングと真摯なカスタマーサービスのおかげで、このプロジェクトのパートナーシップはスタジアムにとって非常に有益なものとなりました」

ボーズサウンドシステムを新たに導入し、大規模な改修を終えたスタジアムは、地域コミュニティに活気と多様性を提供し続ける施設として生まれ変わりました。現在では様々なスポーツイベントや、大型スクリーンを使った映画鑑賞会、音楽イベントや学生パフォーマンスなどに活用されています。